80年代ドラマ・映画 「花のあすか組！」少女戦国に嵐吹く! (第1話 )」

「花のあすか組！」少女戦国に嵐吹く!　第1話

面白いので、ドラマ版「花のあすか組！」の各話を紹介させていただきます。

やっぱりドラマも映画もお笑いも、つかみが大事だと思いますよね！　花のあすか組！も、やっぱり冒頭からぐっと心を持って行かれます。色んな意味で(笑)

まずは、この時代のドラマの流行りだと思うのですが、ぐっとくるナレーションから始まります。

「大人たちが太平の天下をむさぼっている時、少女たちはいま、戦国時代に突入していた。全国の裏番長の連合組織全中裏による、恐怖と暴力の支配が開始され、すでに全国の８割の中学がその手中におさめられたのだ。しかし、ただひとりその邪悪なる野望を打ち砕かんとする少女がいた。その名は・・・九楽あすか」

そしてあすかちゃんが言います・・・「あすか組！見参！」

はい！どうですか？　もうお腹いっぱいですか？80年代は大人たちは太平の世をむさぼっちゃってるんですね(笑)　全中裏かー、もう８割手中におさめられてるそうなんですが・・・ドラマを観ればわかりますが、とてもそんな感じには見えません。東京23区もまだ全然落とせてないしね。

ああ、でも、なんかきません？　面白そうで理不尽なにおいがぷんぷんしませんか？こういうのって、もう作れないんだろうなー。今のお子さんたち、賢いし、色んな人からクレームが来そうです。基本、女の子が戦うドラマですしね。きわどいセリフもたくさんありますしね・・・(笑)

第一話は、突然現れた全中裏の裏番十人衆のひとり、「紅」(くれない)によって、主人公、九楽あすかの中学校が支配されようとします。しかし、あすかの親友のサチは全中裏に逆らいます。するとあすかとサチにひどいいじめが始まり、あすかは手首を切って、自殺するまでに追い詰められてしまいます。ちなみに花のあすか組！では、いじめられっこの事を油虫と呼んでいるようです。

↑↑↑手前が自殺未遂をおこし、入院しているあすか。奥の人はあすかの祖父です「嬢、生きるのだ・・・誰かが風に逆らい正義をなさねばならぬのじゃ」的な事を言っていますよ！

おじいちゃん(この人は政財界の大物という設定です) の問いかけで、一命を取り留めたあすかは、強く生きようと決心しますが、親友のサチは、追い詰められて全中裏に寝返ってしまいます。

↑↑↑「全中裏に逆らっては、生きてはいけないのよ！」という、サチ。

↑↑↑↑↑なぜか急に出てくる、裏番十人衆のひとり(グループですが)「山火林風」あれ？風林火山じゃないんだ(笑)　左から二番目が和久井映見さんですよー(笑)　リーダーは右の「風」さんです。

しかし結局は紅の逆鱗(ヒステリー)にふれ、サチはなぶり殺しにされてしまうのでした。そしてあすかはこの悲しみをのりこえ、レベルアップ(笑)します。髪をショートに切り、完全にスケバンに！(笑)

↑↑↑↑↑美容院にてあすかちゃん、言います。「山口百恵の髪型にしてくれ！プレイバックパート2歌ってた時のやつ」名ゼリフ(笑)！

↑↑↑↑↑いきなりレベル上がってます！左は紅ですよー。あすかちゃん、さらし巻き始めました。あと・・・上の方に注目！全中裏の一番偉い人(笑)「ひばり様」がいらっしゃいます。シルエット登場(笑)

「化粧で消える顔の傷より、心に受けた傷ってやつの方が、もっと深くてうずくんだ！」という迷ゼリフとともに、なんとか紅を倒し、東京西3区(あすか組の中ではそう呼んでいる東京の西側の地域の一部)を全中裏の手から守ります。

側近「右」と呼ばれる位(ひばり様の次にえらい人ですよー)にいる「春日」役の本田理沙さん。漫画の春日はもっとすらっと長身なので、この白い変な服が様になるのですが・・本田さんが気の毒すぎます。

↑↑↑↑↑のちにマブダチ(笑)となる、ニッペンのみこちゃ・・じゃなくて、はぐれスケバンのミコさんです。漫画では眉毛をそっているのですが、さすがに実写は無理だった模様(笑)　演じられているのは、小沢なつきさんです。

たったひとり、あすか組を立ち上げたあすかですが、続きが気になりますねー。

よろしければ、つづきも読んでいただければ嬉しい限りです。

花のあすか組! 壱 [DVD]