「スケバン刑事Ⅱ 少女鉄仮面伝説」
「スケバン刑事Ⅱ 少女鉄仮面伝説」は、1985年の11月から、毎週木曜日の19:30 - 20:00にフジテレビ系で放送されたドラマです。
・・・っていうか、 「スケバン刑事Ⅱ 少女鉄仮面伝説」!!!もう、タイトルだけでごはん3杯くらいいけそうです(笑) インパクトあるなぁー。30分のドラマながら、全42話もあるんですよね、今のドラマは全10回程度が多いので、信じられない長さです。まぁ、80年代のドラマは、1時間ものでも普通に30話くらいあったので、時代ですねー。
スケバン刑事には漫画の原作があります。↓↓↓
作者は和田慎二さんで、男性ながらマーガレットや花とゆめで描いていらした、異色の漫画家さんです。『超少女明日香』シリーズ、『怪盗アマリリス』、『ピグマリオ』、『少女鮫』などが代表作で、戦う少女の漫画を描く方だなーと思っていました。
ドラマ版の「スケバン刑事Ⅰ」(斉藤由貴主演)は、わりと漫画にそったお話しですが、「スケバン刑事Ⅱ」は、もうまったくの別物です(笑)
ただ、原作者の和田慎二さんは、スケバン刑事シリーズ3作の中でも、2がお気に入りだったようです(笑) 1の斉藤由貴さんが、主役の「麻宮サキ」に合わないと思われたのでしょう・・・。確かに「麻宮サキ」は、ぽっちゃりかわいい斉藤さんにはあわないような・・・。和田さんの気持ちもわからなくはないです。
話を戻して、「スケバン刑事Ⅱ 少女鉄仮面伝説」ですが、主演はナンノでおなじみだった南野陽子さんです。かわいいですー、髪の毛がきれい(笑) Ⅱの主人公は高知出身という設定だったのに、だんだん土佐弁じゃなくてご出身の兵庫のほうのことばによっていってしまったらしいです。当時はまだまだ駆け出しのアイドルでしたから、演技のほうはまだ未熟だった模様ですが、そんなことは気にならないくらい、話が面白過ぎで、物語に引き込まれたのを思い出します。
ドラマの内容は、簡単に説明しますと、幼いころから命を守る為に鉄仮面をつけて育った五代陽子(南野陽子)は、高知で知らぬものはないほどのスケバンになっていたが、暗闇警視に二代目スケバン刑事、麻宮サキに任命される。全国の学生を裏で仕切る、「青狼会」と戦ううち、更に裏で操る本当の敵、「鎌倉の老人・信楽老」に辿り着くが、この信楽老こそ、サキが鉄仮面をかぶらなくてはならなかった元凶であり、父の研究を奪い去り、父を殺した張本人だった!
と、いう感じです(笑)
もう、色々あるので、簡単に説明するのが大変です。五代陽子の本当の名前は「早乙女志織」だったり、青狼会の会長は五代陽子の幼馴染で初恋の相手だったり・・・。色々な事件を解決していくうちに、自分がなにものであるか、真実に辿り着く、壮大なストーリーです。
脇役の演者もすごくて、暗闇指令は長門裕之さん、元刑事で暗闇指令の部下の西脇役に蟹江敬三さん、主人公の父親役に宮内洋さん(仮面ライダーV3ですよー)、などなど、子供向けのドラマといえど、手は抜かず(笑) なかなかのつわものぞろいです。
サキとビー玉のお京、お嬢様の雪乃の三人の友情なども盛り込まれ、サキは孤独で強くてかっこいいし、物語は謎に満ちていて魅了されるし、とにかくあきずに42話目の最終回まで観る事が出来ると思います。アクションシーンもたくさんあって、盛り上がりますし(たぶんJACとかの男性が演じています(笑))、とにかくセリフが耳に残るすぐれもの!
「鉄仮面に顔を奪われ、十(とお)と七とせ、生まれの証しさえ立たんこの私(あてぇ)が何の因果か警察(マッポ)の手先。」
「おまんら、許さんぜよ!」
「生まれの証さえ立たんこのあてぇが、 何の因果かマッポの手先。けんどなあ、人を人とも思わんと売り買いするおんしゃら、まっこと許さんぜよ!」
「ゆるいとうせ・・・」
ああ、もうありすぎて書けません・・・(笑)
というわけで、「スケバン刑事Ⅱ 少女鉄仮面伝説」のご紹介でした!
映画もあるよ↓↓↓

スケバン刑事 80’s 1/1ヨーヨー+1/6鉄仮面DXセット
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